購入前に、必要な条件を整理する
4人家族の防災用ポータブル電源は何Wh必要?
4人家族だから一律に何Wh、とは決まりません。停電中に残したい家電と日数を分けて計算します。まずスマホ4台とLED照明2灯を2日使う小さな構成から始め、冷蔵庫や調理家電を必要に応じて追加します。
4人分の通信と照明を2日使う例
4人家族の通信と照明を2日分
計算例・実測ではありません
スマホは順番に充電し、LEDライト2台は同時に使う仮定です。冷蔵庫・調理・冷暖房は含みません。家庭全体の2日分を表す値ではありません。
| 家電 | 仮定の消費電力 | 1日あたり | 台数 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| スマートフォン | 12W | 2時間 | 4台 | 192Wh |
| LEDライト | 10W | 6時間 | 2台 | 240Wh |
- 家電が使う電力量
- 432Wh
- 最低容量の計算値
- 550Wh
- 推奨容量の計算値
- 650Wh
- 余裕を持つ場合
- 800Wh
必要な定格出力:50W以上/起動時出力の概算:50W以上。容量だけを満たしても、接続口・出力・機器の適合条件は別に確認します。
この例は「4人家族の生活全体」をまかなう容量ではありません。冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、冷暖房、医療機器は含んでいません。必要な家電だけを足し、使わない家電は入れない方が判断しやすくなります。
家電を3段階に分ける
- 連絡と明かり:スマホ、Wi-Fiルーター、LED照明。
- 食品と情報:冷蔵庫、テレビ。起動出力や連続運転条件も確認します。
- 調理と温度:電子レンジ、炊飯器、電気毛布。高出力機器は同時使用を避ける運用も検討します。
容量以外に決めること
家族が運べる重さ、保管場所、充電手段、使う接続口の数も購入条件です。診断では予算と重量を入れ、条件を満たす候補がない場合は、必要家電・日数・重さ・予算のどこを調整するか確認できます。
購入前の確認
- 各家電の型番と消費電力を説明書で確認する。
- 医療機器など停止できない機器は、機器メーカーへ適合を確認する。
- 保管・充電・使用時の温度や換気など、製品の説明書を守る。
- 非常食、電池式照明など、電源が使えない場合の代替も用意する。
計算の係数と候補選定は計算方法・選定基準で公開しています。